活動実績
2019/08/23
活動実績
今回は、個人的に行なってきた活動の一つ “ラグビー教室” について、
書いていこうと思います。
大学卒業後、ラグビートップリーグチームに入団してから少しづつ
“スポーツ選手”というのを意識するようになりました。
というのは、『スポーツ選手だからこそ出来る社会貢献の仕方を考え出した』
という事です。
『今の自分があるのは、ラグビーに出会わせてくれた地元鞘ヶ谷RSのお陰』
『自分の原点である地元にまずは恩返しがしたい』
という思いから、地元北九州市でのラグビー教室を実施しました。
【第1回ラグビー教室の実施】
第一回目は、北九州市内の小学生ラグビー経験者・初心者に応募をかけ、
ラグビーの魅力を発信して、ラグビーをより一層好きになってもらおう。
ラグビーを知らない子達には、ラグビーという競技を知ってもらって楽しんでもらおう。というコンセプトのもと、実施しました。
⒈ 挨拶・会議
第一回目は、北九州市ラグビー協会と北九州市スポーツ振興委員会と協力して、
行いました。
ラグビー教室を行う前の準備期間が何よりも大切で、
Tシャツ・ポスター作成、集客・設備準備や確保、お金の計算など全て協力して行いました。
中でもお互いに一番大切にした事は、
『どうやって子供たちを安全に楽しませるか。』
『どうやってラグビーの魅力を伝えるか。』
というのをお互い1番に考えました。
ここからラグビー教室が始まります。
Ⅱ. 講演会
2017年度トップリーグ選手3人の自己紹介と、各チームの特徴や大会スケジュール、ラグビーのルール説明や魅力などを各々語りました。
その後は質疑応答で子供達と会話を楽しみ、約1時間ほど講演会を行いました。
Ⅲ. 施設案内
第一回目で特にして良かったなと思ったのは、この施設見学です。
普段トップリーグや大学の試合で使われるロッカーやスタジアム内というのは、子供達にとって未知の世界で “憧れ”です。
この当時、出来たばかりだった【北九州市ミクニスタジアム】内を見学出来、
子供達は興奮気味でした。
また、子供達の声からは、
『すげー。ここでプレーしたい。』という声や
『シャワーでか。ロッカーでか。どんなアップするの?』
など興味を持って、『僕もラグビー選手になりたい。』
という声が聞けて、こういった工夫もできて良かったなと思いました。
Ⅳ. ラグビークリニック
ラグビークリニックでは、トップリーガーが各ブロックに分かれ、15分のセッションごとに、異なったセッションを行いローテーションしていろんなスキルを学んでいけるようにしました。
指導者の中には、ボランティアでサポートに入ってくれた地元の小倉高校ラグビー部の皆や、小中同じスクールでプレーした仲間たちがこぞって集まり、サポートしてくれました。
第一回のラグビー教室を通して、一番感じたのはラグビーっていいなあ。という事でした。
ラグビーのお陰で、小さい頃から一緒に楕円球を追いかけた友達と、こういう形でお世話になった方々への恩返しが出来、
子供達やその親御さん、関係者の方々まで楽しんで笑顔になり、
ラグビーのお陰で今がある。という事を再確認出来ました。
なので、これからも体が動く内はラグビーへの恩返しも含めて、いろんな地域へ足を運び、スポーツ選手として多くの方々に、ラグビーの魅力や憧れ・感動を届けに行きたいな。と思っています。
長くなりましたが、次回は第2回目以降のラグビー教室の様子を投稿します。
最後までありがとうございました。